めがね学校@おおさか

なあなあ。大阪に眼鏡学校て、あんのん?/ いやー、知らんわぁ。なに習うン?/ せやねん。わかれへんねんー。/ めがねの学校?・・・わからんなー。/

視覚はよみがえる(2)

2017.07.19

いつも眼鏡学校・ブログをご覧いただきありがとうございます。

〈 昨日のつづき 〉



私が感銘を受けたのは、米国における
(というより、日本以外の先進国における)
眼科医と検眼医の分業制についてである。
彼らのあいだに相互の知識があれば、
著者もここまで苦労せずに済んだかもしれないとの
前置きのあとで、最初のコンタクトレンズ、
弱視のための眼鏡やルーペ、レンズやプリズムを
用いた治療法などは検眼医によってもたらされた
ことを明らかにしている。検眼医の認知度は
まだ決して高くないようだが、それでも
分業制によることの患者のメリットは、
この本が示すように大きいようであり、
日本の現状と照らし合わせたとき、
とてつもないやるせなさに襲われた。
さらに「空間」の意識や、ドレスの繊維の質感、
そのほか両眼視者があたりまえと思っている
さまざまな情報は、実は両眼視によってしか
得られない情報であること、しかしそのことが
もともとの両眼視者自身には分からない、
というのを知ったときは、私のこれまでの知識を
まったくすべて上書きしてしまう出来事であった。

両眼視に異常のない眼科、眼鏡関係の皆さん、
とくに勉強中の皆さんはある程度基礎知識が
できた段階で、この本をぜひ読んでもらいたいと切望する。
それによって「見ること」の本来の姿に気づき、
日々の勉強、仕事の質、方向性が間違いなく変わってくる。

訳者はどのような人なのか。
専門用語の訳はほとんど違和感のないもので、
この手の翻訳本にある、途中で読みたくなくなる、
ものでは決してない。まるで日本語の原著のように読める。
また巻末には充実したインデックスはもちろんのこと、
用語解説や参考文献、相談先が掲載されており、
まさに視能矯正法概論のテキストにふさわしい。
この相談先には、日本語版では
社団法人日本視能訓練士協会が記されている。


吉野勝

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